令和5年6月11日
日中はイベントで大盛況の中、少し日が陰ってくると女性村ねぎぼうず校舎は一変、静けさの中でコンサートは始まりました。

唄い継がれてきた 子守唄
忘れたくない 子守唄
緑の大地に 響かせて
みんなで一緒に 子守唄

出演
西館好子(日本子守唄協会理事長)
藤井秀亮(ギタリスト)
近藤奈保(小さな朗読)

西舘理事長は子守唄が如何に大切なのかを伝えると会場の皆さんは頷きます。各地で唄い継がれてきた子守唄の数々の中から、藤井秀亮さんによる子守唄のギター演奏と、近藤奈保さんの子守唄に繋いでいきます。

続いて近藤奈保さんの朗読劇が始まるとバックミュージックにギターが流れ、幼いころに聞いた図書館での紙芝居劇や小学校での観劇した体育館の情景が脳裏を過るくらいタイムスリップ。

その後、特別企画として下仁田発オルガニート・GARYU雅流オルゴール、山田幸男さんによる演奏会へと続きました。

何曲かを演奏していただいたあと
曲目「故郷」は会場の皆さんと合唱しました。
優しい音色のオルゴールと
優しい皆さんの歌声に
会場である旧西牧小学校のホールでは
懐かしいさいっぱいの「故郷」で溢れていました。

♦️オルガニートオルゴールとは。
楽譜が専用紙に刻印された「曲カード」を差し込むことで
いろいろな曲を自在に奏でるさせることができます。
演奏方法は一般的にあるネジを巻くのではなく
自分の手でハンドルを回すことで曲の演奏が始まり
従来のオルゴールに対する常識を覆した画期的な仕組み。
1970年に誕生しましたが
従来のオルガニートオルゴールに対して
山田幸男さんは演奏しやすくアレンジした
《GARYU雅流》を開発。

下仁田町観光名所の一つ、虻田福寿草の里の近くに
山田幸男さんのスタジオ「コロコロstudio」があります。
演奏体験は無料。気軽に触れるそうです。

理事長は言います。
本来の活動である子守唄は
コロナ禍が明けて少しずつ始まりました。

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